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海外で暮らすようになると
当然ですが食生活はかなり変わります。
私が初めてアメリカに住もうと決めて
足を踏み入れたのはカジノで有名なラスベガス。
ここではホテルが乱立し
世界のおいしいものが集まっています。
そして食べ放題のビュッフェがあちこちにあり
しかも安い。
5ドルのランチなんていうのもありました。
あの頃、分厚いお肉のステーキをぺろっと普通に食べていました。
バターたっぷりのベイクドポテトといっしょに。
ドリンクは日本でいうLサイズが普通サイズで
コーク、ソーダ、レモネード、どれも飲み放題。
『スミマセ−ン。ウーロン茶は無いんですか?』
『ありませ−ん。』
大学のカフェテリアも毎日がビュッフェ。
目の前に盛られたカラフルな食の数々を
お皿に好きなだけとっては食べるの繰り返し。
この飽食の習慣に慣れると
感覚が麻痺して
気づいたら
かなりの体重が加算されていました。
たぶん顔も変わっていたと思います。
二重あごになっていましたし、
日本から持っていったジーンズははけなくなっていたくらいだから。
アメリカ留学をされた方なら
同じ体験をしているはず?
これってかなり危険!
と、自分なりにセーブしはじめて少し体重を戻しましたが
自分で気づいて抑制しない場合には、
居住年数とともに体もアメリカンになるでしょうね。
健康であればよいのですが
アメリカでも糖尿病や高血圧といった
生活習慣病は深刻になっていますので
自分自身の健康管理は自分でしないと
病院通いになる可能性も高いです。
そうなったら
日本に比べアメリカの医療費は高額なので大変です。
国際結婚を考えているみなさんは
これから出会い、結婚する男性と暮らすための
食生活についても気を使わなければなりません。
アメリカ人の食生活は日本とは違います。
『そんなことわかってる!』――かもしれません。
でも、実際に生活してみるとさまざまな問題に直面します。
私はお料理が好きなので
ダシのとり方や魚のさばき方、
煮物の味付け順、漬物の漬け方など、
日本にいるときに母からいろいろな和食の作り方を学びました。
いつかお嫁に行ったとき
旦那様においしい和食を食べさせてあげることが
私の夢でもありました。
ところが、オットは日本食には全く興味がありません。
魚を食べる習慣はありません。
それどころか魚は水銀に汚染されているので危険だというのです。
また、日本の食材が手に入りにくいし、
朝食は、パンやオートミールが中心、
その他いろいろな理由で、
母から学んだ和食の作り方はほとんど役に立っていません。
私はオートミールを食べる習慣がなく
朝から甘いパンケーキを食べる気もしません。
ご飯に味噌汁、納豆と
しょうゆ味のかたいおせんべいが食べたいのですが
オットは塩分が多いと文句を言います。
(オットはオットでかなりの甘党で、
クッキーやブラウニーが大好物なので糖分が心配です。)
ジューイッシュの男性と結婚した女性は
ジューイッシュには食に関するさまざまな決まりごとがあるので
とっても大変だとこぼしていました。
宗教的な理由で
○○と○○は同じ冷蔵庫に置いてはいけなかったり
食べてよいものと食べてはいけないものは
Kosher(コーシャー)といって聖典に決められています。
https://www4.ocn.ne.jp/~eclipse/books/Kosher.htm
ちゃんと決まりを守っているかどうか
義理のお母さんに冷蔵庫の中をチェックされるのも
嫌なんだとか…。
食生活の違いを感じるのは
毎日のことなので
自分が彼に合わせるか
自分に合わせるように彼を説得するか
それとも別々に食事をするか…。
私はオットとの妥協点を探しながら
毎日の食卓を楽しんでいます。
Naoko :
国際結婚の幸せプロデューサー
アメリカ国際結婚・婚活サポート