キリスト教徒の多い国の 1年で最も盛大な日となるのがこのクリスマス。 イギリスも毎年10月にでもなると 早くも街はクリスマス・モード。 テレビもクリスマス商戦ですごい事になります。 このクリスマスの日に食べるのは ターキー、七面鳥ですね。 (その昔はグース(ガチョウ)だったんだけど、 イギリスもアメリカナイズされてきて 現在ではターキーが多いです。)
そして、そう・・・ ターキーの後は クリスマス・ケーキ! クリスマス・ケーキは 1か月くらい前から焼いて用意するものらしく、 イギリスでは『クリスマス・プディング』と称され、 レーズンなどのドライ・フルーツやナッツ類を これでもかっ! ってくらい使って焼きます。 そして食べる直前にブランデーを (やっぱりこれでもかっ!って?) かけて火をつけたりなんかもしますよ〜。 また、作る際には願い事をしながら作ると その願いが叶うとかの言い伝えもあり、 更に(まだあるの?)! ケーキの中に指輪やコインを入れて焼いたりもしますよ〜。 切り分けた時に自分のケーキにその“何か”があったりすることで占いをしたり「ラッキー!」と叫んだりします(笑)。 そしてイギリス国民にとっては 涙して(!)見るのが クリスマスの君主スピーチ。 さしずめ今ならクィーン・エリザベスのスピーチを テレビの前で正座して・・・ いえいえ、神妙な面持ちで見ます。 BBCから流れるもので、 クリスマスの定番番組となっています。 ただし単なる観光でイギリスを訪れてみたいという方は、 クリスマスは避けた方が賢明かと。 え?どうしてって? そんな賑やかな楽しそうなクリスマスに イギリスには来るなと?? えぇ、実は・・・ クリスマスの日=お祭り騒ぎの楽しい日 ではありません。 お店は閉店、 やってるレストランは普段の2〜3倍の料金、 皆家族で過ごすので街は閑散。。。 観光客には楽しくないと思われますよ。 まだあります。 公共の交通機関はシャットアウト、 タクシーもこの日は特別料金、 しかも予約しないとない。 クリスマス後の楽しいバーゲン時期はお勧めだけど、 クリスマス・ディ(25日)はいかがなものかと・・・。 イギリス人男性とお付き合いされている方も、 「家族と過ごすから」 と相手にされない可能性大 (えーーーっ!??)。 これも文化の違い、 驚かず、そーっとしてあげておいてくださいな。 きっと来年はその「家族」として 美味しいターキーを食べられるはず☆