「イギリス人との結婚を考えてる方へ」 今回は結婚を前提としたイギリス・ビザについてです。 まことに勝手ながら、日本人は女性、英国人は男性、という前提で話をさせていただきますが、逆の場合でもすべて同じ条件になります事をご理解くださいませ。 昨年(2012年)の、イギリス移民局のルール変更後、日本(東京・大阪)のビザセンターでのUKビザ取得は申請数自体がとても少なくなっています。 要件変更からUK婚約者/配偶者ビザを申請した人の絶対数がとても少ない、何か情報を得ようとしても情報源そのものが少なくて困っている人、多数です。 なぜか? ひとこと!・・・厳しいからです。 なにが?・・・条件が、です。 お相手の方の収入、預貯金、仕事に就いているかどうか、二人で生活出来る家はあるかどうか(借りていてもOK)、誰かに頼って生活してないか、誰かを養っていないか(!)(離婚者も多い為にお子さんの養育費も申請します)、最低限の英語は理解出来るか、などなど。 ただ、収入はさほどハードル高くないし、預貯金もそんな莫大なものでもないです。 生活出来るスペースを確保してなかったら、申請がどうのこうのよりも・・・生活出来ないでしょ??これはビザ関係なく大事ですね☆ 家族が生活出来るスペースと資金の証明が出来たらいいのです。 英語はテストが義務付けられていて、一定のレベルに達したらOKです、さほど難しくないです。 ・・・だったら大丈夫じゃん??? 問題は、その証明の仕方にあります。 会社員ならまだいいのですが、自営業やフリーランスの場合は証明が出来ず却下される場合があります。 また、会社員でも書類がない場合は会社に再請求していただくとかで、少々やっかいですね。捨てずにとっておきましょう(って相手の方に言わないとっ!)。 また今流行の(!)ネットから引っ張った証明は無効。 全て会社のレターヘッドのあるもの、銀行からの書類なら自宅住所に届いた正式な紙媒体の銀行明細じゃないと受け付けてくれません。 また、欧米人は日本人ほど預金する習慣がないのでそこもチェックしないと。 人に聞かないで公式なサイトをちゃんと読みましょう、と言う方もいらっしゃいましてそれは正しいのですが、ここがいい加減イギリス、担当者によっていう事がバラバラ、担当者らも分かってないくらいルール変更ばかり。 弁護士ですら戸惑うし間違える。 ここは自己管理のもと、ちゃんと熟読してしっかり質問する(何度でもする!)、これがコツですね。 心配なら少ない経験者を探して聞く、というのもかなり有効なのです。 でも、その申請者そのものが少なくなっているのが現状なのですね。 イギリスという国は、結婚してても審査に通過しないと一緒には生活出来ないのです! しかも申請には莫大なお金がかかりますよ。覚悟しましょう。 さて、気になる申請者の激減ですが、移民が出来ないのならと相手が日本に来て日本で生活するのを選んだカップルも多いのかもしれません。 または結婚そのものを諦めてしまったかもしれません(えぇっーー!?)。 家族・配偶者でさえもビザ却下される、それがイギリスです。 英語のテストのレベルもどんどん上がってきていて、 旦那さんになられる方と日本語もしくは別の言語でコミュニケーションをとられている方は、UKに住むには英語の能力テストを受け、合格ラインに達している必要がある事を決して忘れてはいけません。 今もしイギリス人と交際されていて将来結婚したいと思われてる方がいらっしゃいましたら相手の方の資金証明は必須、ご自分の英語能力も高めておきましょう。 これ、相手の資金が全部分かるから「うしし・・・」な部分でもあります(笑)。 英語も、英語圏に住むのならそこの言語が出来ないと苦しいのは自分ですからね☆英語能力は役立ちますよ〜。 お金は寄せ集めてもいいですが(おっとこれ言ってもいいのかな?)、最低6か月はイギリスの銀行に置いておく必要があるので、この場合申請は半年後になりますね。 日本で結婚してもうすでに夫婦でも、イギリスで生活するには同じ経過をたどりますよ。 お相手が年金をいただいていてすでに悠々自適、って方もいらっしゃると思いますが、これも条件は同じですね。 ただし、脅すわけではありませんが、年金受給者と結婚しようとビザ申請(婚約者ビザ)したら却下された、という例も知っています。 では、年金受給者は恋も出来ないのか・結婚は出来ないのか、という話になってくるので、絶対に諦めないで2人で頑張るのです。 (ちなみに却下された方、その後再申請でビザ取得していますよ〜。) イギリス人と結婚したい! もしくはイギリス人じゃなくてもいいけど(!?)結婚してイギリスに住みたい! という意思のある方は未だ多いようです。 そんな方々に是非頑張っていただきたいのですが、申請者が激減してる事実を知り少しショックだったので激励としてこれを書きました。 歴史ある紳士の国、美しいイギリス英語の中で生活するの、悪くないですよ〜。 頑張りましょう!
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