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男性の絶対条件に年収1500万円以上と具体的に金額を掲げてくる女性がたくさんいらっしゃいます。
もちろん安定した収入は大切です。
しかしながら、旦那さまの稼ぎはいったい誰のものなのでしょう?
日本では旦那さまは稼いだ給料の全を奥さんに渡し、奥さんが家庭の収支を管理。
→旦那さまはは月々のお小遣いを奥さんからもらう。
というサイクルがあるのかもしれません。(日本のことはよくわからないので真偽はともかくとして)
アメリカでは『ご主人の稼ぎ=あなたの稼ぎ』という日本と同じ方程式がありません。
それどころか、『旦那の稼ぎ=旦那のもの』と考えるのが一般的と思います。
同様に『あなたの稼ぎはあなたのもの』という具合です。
男女雇用均等法が明らかに存在し、女性の社会進出はアメリカ社会に男女平等を示しています。
ということは女性は男性と同じように働き、収入を得る機会があるということです。
だから旦那の稼ぎは旦那のもの、あなたの稼ぎはあなたのもの。
あなたという個人のキャリアを尊重する形がそこにあるわけです。
2005年7月にアメリカにお嫁に来たYさんのご主人はお金持ちでした。
Yさんは日本でそれなりのキャリアを持ちそれなりの収入を得ていましたが
結婚を機にそれらのキャリアを全て捨ててアメリカにやってきました。
しばらくの間は貯金があったので必要なものは自分で買うくらいの余裕がありましたが、
そのうちに貯金も底を突きました。
ご主人は買いたいものがあれば買ってくれますが
そのたびに『これを買ってください。』『あれを買ってください。』と、
何故、それが今必要なのか? をこと細かく説明しなければならず、
例えばスーパーマーケットで『味噌が買いたい。』と言ったときに
ご主人から『それは必要ない。』といわれ、買ってもらえなかったことに屈辱的な気持ちにさえなったということです。
旦那さまはお金持ち。だけど、自分の意思で自分の買いたいものを買いたいからという理由で
彼女は真剣にパートタイムで働くことを考えています。
問題はビザの問題やグリーンカード、ソーシャルセキュリティーなど自分のアメリカでのステータスが
雇用主にクリアーに証明できるまで時間がかかるということと、
これまでのキャリアを発揮できる職場を探すことに時間がかかるということと、
ある程度の英語力がないとそれなりにいい職業には就けないということです。
スーパーのレジ打ちや日本食のレストランなどの職業はいくらでもありますが、これまで高級デパートで顧客管理という上の立場だった彼女のプライドが許すかどうかも問題です。
また、ある女性(彼女は専業主婦)がご主人に家庭のことをお願いすると、たいていは手伝ってくれますが、
時々
『もし、君が外で働いて僕と同じサラリーを稼げるなら、僕は家庭の仕事に専念するよ。』
と嫌味を言われたとこぼしていました。
彼女は『離婚されたら行き場所がない。』ということがわかっているので
離婚されないようにおとなしくいい奥さんでいるように努力しているそうです。
これら、ふた組のカップルは円満で外見は問題がありません。
ちょっとした痴話げんかやトラブルが起こったときに自分がどう対処できるのか、
生活に必要な収入源は確保できるのか?
お金持ちの男性と結婚したとしても、 自分を守るために、自分自身のファイナンシャル管理は大切です。
旦那の収入次第の人生でなく、いつも自分でdecidion(決断)できる環境を保持するよう心がけていただきたいと思います。
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